クラウドPBXのおすすめ15選を徹底比較

 

クラウドPBXとは?

PBXとは「Private Branch Exchange」の略、構内電話交換機のことです。

「交換」とは電話を接続する機能であり、企業内で実行される電話交換のことがPBXと呼ばれます。

例えば企業内に複数の電話機があり、Aの電話機からBの電話機に接続して会話したいケースにおいて、電話局の交換機を利用せず、企業内に交換機、すなわちPBXを設けて接続することが可能です。

クラウドPBXとは、このPBXの機能をクラウド上のサーバに設置して利用するシステムのことです。

クラウドPBXを利用すれば、機械を置くスペースも必要なくなる上、インターネット上で通話・通信が行えるようになります。

PBXのおすすめ製品

YouWire

(5)

月額料金要問い合わせ無料お試し要問い合わせ
導入実績要問い合わせ初期費用要問い合わせ

YouWireとは、株式会社ギークフィードが運営している録音システムです。携帯電話やオフィスの固定電話、会議での音声議事録などの音声を一元管理することができ、電話業務におけるトラブルの防止を実現します。

低価格かつ短時間での導入が可能

YouWireは、固定電話·携帯電話どちらを利用の場合でも、初期費用や月額費用は低価格となっています。 自社開発のサービスであるため、高品質かつ多機能でありながら、価格を抑えた提供を可能としています。

既存システムとの連携も可能

既に他社の通話録音サービスを利用している場合でも、YouWireはCTIやCRMとの連携支援も行なっているため、安心して乗り換えることができます。

クラウドで一元管理

YouWireは、固定電話だけでなく携帯電話もクラウドサーバーでの管理を行なっています。 クラウドで利用できることで、いつでもリアルタイムの情報を把握することが可能となり、顧客対応の質や問題解決のスピードが向上します。

BIZTEL

(4)

月額費用15,000円〜無料お試し要問い合わせ
初期費用50,000円〜最短導入期間5営業日程度

BIZTEL(ビズテル)は株式会社リンクとブライシス株式会社の共同事業として運営しているサービスです。 モバイル、ビジネスフォンはもちろん、コールセンター業務に最適なシステムに強みがあり、国内導入実績No. 1のクラウド型コールセンターとして大規模コールセンターをはじめとした2,000社を超える多数の企業で導入実績があります。

幅広いテレフォニーサービスを提供

BIZTELの有名なサービスといえばコールセンター業務を支えるBIZTELコールセンターがありますが、携帯端末の内線化を可能にするBIZTELモバイル、クラウド型IPビジネスフォンサービスのBIZTELビジネスフォンなど多彩なサービスを取り扱っています。

コールセンターに必要な機能を標準装備

BIZTELでは、待ち呼や入電状況、応答率などをリアルタイムで表示することができます。このように対応状況を可視化することでセンター運営の効率化へと繋がります。また、座席追加などの設定変更もブラウザ経由の管理画面から簡単に行えます。操作性の良さはもちろんのこと、画面の見やすさも好評です。

CRM連携機能

BIZTELではSalesforceを始めとする各種CRM/SFAと簡単に連携することができます。この連携機能を使うことで顧客情報を一元管理することができ、業務の効率化へと繋がるのです。

Dream Cloud PBX

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番号利用料月額200円〜無料お試し要問い合わせ
アカウント発行費20,000円最短利用席数1席〜

Dream Cloud PBXとは、株式会社ドリームソリューションが運営しているクラウドPBXサービスです。 インターネット環境とPC・有線IP電話機(ドリームソリューションで用意可)があれば、オフィスに限らず在宅勤務でも会社番号を利用できるようになり、多様な働き方を促進します。

内線の無料化

Dream Cloud PBXを導入することで、内線間での通話が全て無料となります。 別拠点や海外からの利用でも無料となるため、コストカットを実現できます。

着信時の対応を効率化

Dream Cloud PBXでは、着信時の便利機能として、内線ごとにどの番号を表示させるかを設定することができます。 また、不在時には転送機能を利用することや、メールによって、いつどこから電話があったのかをリアルタイムに通知することも可能なため、取りこぼしを防止することが可能です。

人材育成に効果的な機能を搭載

Dream Cloud PBXには、モニタリング・ウィスパリング機能が搭載されています。 モニタリング機能では、電話対応中の内容を、他のスタッフが確認することができ、ウィスパリング機能で担当者にアドバイスを出すことが可能です。

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クラウドPBXのメリット

初期投資が削減される

クラウド上PBXは導入費用が削減されます。

設置・インストールなどシステム構築期間も大幅に短縮できるため、短期間でのPBX利用が叶うのです。

運用コストが削減される

自社内にハードウェアPBXを設置しなくて済むため、場所を確保する必要はありません。

したがって、狭いオフィスでも導入しやすく、電力コストも抑えることができます。

また運用そのものをベンダーに一任できることから、運用負荷も軽減されるのです。

企業規模の柔軟に対応できる

企業規模が急激に拡大した際にも、柔軟に対応することができます。

まずはスモールスタートし、企業の成長にあわせて拡張できるのもPBXの魅力です。

あらゆる端末との連携できる

スマートフォンやタブレットなど、端末を内線化することで通信コストの削減が図れます。

テレワークへの対応・社外での通信効率化におすすめの手段です。

クラウドPBXの選定方法

電話業務をテレワークに対応できるようにしたい場合

テレアポ・コールセンター・サポートセンターなどをテレワーク対応させようとすると、社用携帯の手配や管理・転送サービスの契約などコストと工数がかかります。

データ通信ではなく携帯電話の通話機能が利用できるクラウドPBXを利用すれば、電話回線並に安定した通話ができるようになり、設定作業もWeb上で簡単に行えるようになるでしょう。

電話環境を構築したい場合

新拠点の開設、移転などに合わせて、電話環境を構築したい場合、コスト・工数の削減、迅速な環境構築、テレワーク対応などの課題が生じるはずです。

したがって、利用する規模・用途に合ったプランを見定めてサービスを選定する必要があります。

受電業務の効率化を狙いたい場合

コールセンターやサポートセンターは、日々多くの問い合わせに対応しています。

その対応業務を効率化したいと検討している場合、誰から電話がかかってきたかを着信時にポップアップ表示してくれるCTI機能や、取次を迅速に行える従業員が把握できるステータス表示、取次の手間を削減できる自動音声応答(IVR)機能、などといった機能が備わっていると良いでしょう。

クラウドPBXの料金相場

クラウドPBXの利用に必要な費用としてあげられるのは、

  • 初期費用
  • 月額料金
  • 通話料

の3点です。

月額料金は、利用人数(席数)に応じて発生するのが通常で、通話料は他の電話サービスと同様の形態がとられます。

それぞれを具体的に説明すると、

  • 初期費用:無料~1万円程(大規模コールセンターの場合は50万円以上)
  • 月額料金:1席あたり1,000円前後
  • 通話料 :(固定電話への発信)おおよそ、3分8円前後(携帯電話・PHSへの発信)おおよそ、1分16〜18円前後

程度であることが一般的でしょう。

おすすめのクラウドPBXシステム15選

クラウドフォン

特徴

クラウドフォンとは、株式会社Wizが運営しているクラウドPBXです。

優秀なサポート体制によって、クラウドPBXを利用したことがない企業でも安心して導入できます。

専用工事不要で、すぐに利用できる上、場所も問わないため、テレワークでの利用にも最適と言えます。

全国14都道府県の市外局番・0120番号・050番号など、あらゆる番号を自由に利用することが可能です。

料金

  • 管理システム:5,500円〜(税込)
  • 市外局番:1,100円(税込)
  • 050番号:330円(税込)
  • 0120・0800番号:2,200円(税込)
  • ID料金(端末数):月額770円/ID

主な機能・他社製品との違い

  • 段階着信:指定端末に優先順位をつけて着信できる
  • リスト管理:最大30,000件の顧客情報を管理可能
  • 回線設定:回線設定番号ごとに鳴動時間を設定
  • 鳴り分け:回線別に着信端末を設定
  • 留守番設定管理:時間帯を分けて複数設定も可能

※2024年4月現在

Dream Cloud PBX

特徴

Dream Cloud PBXは、株式会社ドリームソリューションが運営しているクラウドPBXサービスです。

PC・有線IP電話機を用意すれば、場所を選ばず会社番号を利用することができ、工事の必要もなく、短期間ですぐ導入できます。

内線間の通話は全て無料であるため、複数拠点や海外拠点をもつ企業にもおすすめです。

料金

  • アカウント発行費:20,000円
  • 番号利用料:月額200円〜/番号
  • 内線利用料:月額900円/内線
  • チャンネル利用料:月額1,500円/チャンネル

主な機能・他社製品との違い

  • 内線通話
  • 転送機能(無条件転送・無応答時転送)
  • 各種ガイダンス設定
  • モニタリング・ウィスパリング機能
  • 着信拒否設定
  • 発着信履歴参照、検索、CSVエクスポート
  • 代替発信機能

※2024年4月現在

BIZTEL(ビズテル)

特徴

BIZTELは、国内導入実績No. 1のクラウド型コールセンターとしての実績を誇るサービスです。

1,400社を超える多数の企業が導入しています。

外部連携機能や対応状況を可視化できる機能によって、コールセンター運営の効率化を行いたい場合の強い味方になってくれるはずです。

主な機能

  • ACD設定:事前設定でオペレーターへの着信を振り分け
  • ガイダンス設定:顧客との通話前に流すガイダンスや保留音などを設定
  • コールキューイング:電話をかけてきた顧客の順番を管理
  • 待ち呼ダイヤル受付設定:待ち時間が長い場合に、他のチャネルへ遷移
  • エージェント管理:コールセンター業務に任意のオペレーターを所属
  • ステータス管理設定:オペレーターごとの状況をステータスで管理

料金

  • BIZTEL コールセンター:初期費用50,000円〜(税抜き)/月額費用15,000円〜(税抜き)
  • BIZTEL モバイル:初期費用60,000円〜(税抜き)/月額費用30,000円〜(税抜き)
  • BIZTEL ビジネスフォン:初期費用50,000円〜(税抜き)/月額費用21,000円〜(税抜き)

※2024年4月現在

MiiTel

特徴

MiiTelは、AI搭載型で高い分析力をもつAI搭載型クラウドIP電話サービスです。

複数の観点によって通話の内容を分析することができるので、フィードバックの際に便利に機能してくれます。

コールセンター業務・オペレーターの育成も叶うため、コールセンター業務が活発に行われている企業にとって非常に心強いサービスです。

料金

  • 初期費用:0円
  • 1IDにつき月額5,980円

主な機能・他社製品との違い

  • 通話音声分析:対応履歴画面から通話・スコアリング・コミュニケーションの質を評価
  • 感情認識機能:通話参加者の声、発話内容から感情の可視化
  • 全文文字起こし機能:通話内容を文字起こし
  • 管理機能:ユーザー設定・電話番号割当設定などを設定
  • 外部連携:SalesforceやHubSpotなどのCRMと連携可能

※2024年4月現在

YouWire

特徴

株式会社ギークフィードが運営している録音システムがYouWireです。

携帯電話での会話・オフィスの固定電話・会議での音声議事録を一元管理することができ、確かな電話業務とペレーター教育などが実現されます。

300社以上が導入しており、人気の高いサービスです。

料金

要問い合わせ

主な機能・他社製品との違い

  • 検索機能:(通話開始時間・通話時間・自番号・相手番号・タグ・グループ)
  • 再生機能:検索結果の一覧から再生可能
  • 操作権限管理:アカウント情報に対して操作権限を付与※2024年4月現在

03plus

特徴

03plusとは、株式会社グラントンが運営しているクラウドPBXサービスです。

専用の工事不要で、低コストでスムーズなクラウドPBXを導入することができ、スマートフォンでも東京03などの市外局番を取得でき、幅広いシーンで活用できるサービスです。

スマートフォンにアプリをインストールすれば、直感的に操作できる点もセールスポイントと言えます。

料金

要問い合わせ

※2024年4月現在

Dialpad

特徴

Dialpadは、音声通話・チャット機能・ビデオ通話など、ビジネスにおける電話業務を1つで賄えるサービスです。

使いやすいインターフェースも優秀で、主要なCRMとしっかり連携することができ、60,000社以上に導入されています。

料金

  • STANDARDプラン:月額800円(1ライセンス)
  • PROプラン:月額1,300円(1ライセンス)
  • ENTERPRISEプラン:月額1,800円(1ライセンス)

※2024年4月現在

Arcstar Smart PBX

特徴

Arcstar Smart PBXは、PBX・会社の固定電話を利用せずに、クラウド上のIP電話サーバーでPBX・内線を利用することができるシステムです。

PBX・ビジネスホンをクラウド化し、コストの削減を実現したい場合に最適です。

スマートフォン・PCなど、デバイスを問わず、自由に無料で内線電話を利用することができます。

料金

  • 新設工事費:11,000円 
  • 外線サービス基本工事費:2200円/不可工事費:1100円 月額利用料:5500円 ID利用料:550円/ID 
  • 外線サービス:基本料金(1番号) 638円 

※2024年4月現在

Bright Pattern

特徴

Bright Patternは、エンタープライズ向けのオールインワン・クラウド型コンタクトセンターソフトウェアです。

電話・メール・SNSなど、あらゆるチャネルをシームレスに利用することができ、業務効率を改善することができます。

料金

  • 1席につき13800円〜

※2024年4月現在

ナイセンクラウド

特徴

ナイセンクラウドとは、アイティオール株式会社によるクラウドPBXです。 

クラウドのビジネスフォンであることから、外回りの多い営業マン、在宅勤務の社員など、幅広い立場から支持されています。

 2,500社以上の企業が導入しており、高い評価を獲得しているサービスです。

料金

要問い合わせ

※2024年4月現在

Cloco

特徴

Clocoとは、手軽にクラウドPBX機能を利用することができるサービスです。

スペースの確保・導入費用・維持費の削減などを実現できるクラウドPBXとして、 オプション機能が充実している点が自慢です。

シンプルでわかりやすいインターフェースも高く評価されています。

料金

  • 電話番号:200円〜
  • 1ユニーク:1,800円〜

※2024年4月現在

Tramonecloud

特徴

Tramonecloudは、トラムシステム株式会社が提供しているクラウド型PBXサービスです。 

導入が簡単である点が持ち味で、通話の安定性に定評があります。

Web会議機能に定評があり、コールセンター、旅行会社などあらゆる企業から人気を博しています。

料金

要問い合わせ

※2024年4月現在

モバビジ

特徴

モバビジは、クラウドテレコム株式会社が提供しており、 NTTのひかり電話・パナソニックのIP電話機などと組み合わせて利用するサービスです。

簡単に電話をスマートフォンで受けることができ、アプリの設計にも定評があり、5,000社以上から導入されています。

料金

要問い合わせ

※2024年4月現在

MOT/TEL(モッテル)

特徴

MOT/TEL(モッテル)は、スマホ1台で03・0120・090の番号発信ができ、導入にかかる料金も安価で評価の高いサービスです。

20,000社以上が導入しており、初めてPBX導入を検討している企業にとって最適なサービスと言えるでしょう。

料金

  • スタンダードプラン:初期費用29,800円/月額3,980円
  • ミドルプラン:初期費用39,800円/月額8,500円
  • プレミアムプラン:初期費用59,800円/月額15,000円

※2024年4月現在

CallConnect(コールコネクト)

特徴

CallConnect(コールコネクト)は、最短5分で導入できる手軽さ・機能の豊富さ・高い利用継続率で人気のを誇るクラウドPBXです。

顧客管理機能や外部連携機能なども充実しており、電話営業の効率に強い効力を発揮してくれます。

料金

  • Starterプラン:月額2,400円(1ライセンス)
  • Basicプラン:月額4,600円(1ライセンス)
  • Proプラン:月額8,800円(1ライセンス)

※2024年4月現在

まとめ

以上、クラウドPBXについて解説いたしました。

電話交換業務に煩雑さを感じている場合、クラウドPBXを導入することでコストをかけずに短時間で環境を改善できることでしょう。

電話交換業務の効率化、今後企業にPBXを導入したいと考えている企業の方はぜひ、この記事を参考に、クラウドPBXの導入を検討してみてください。

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