オンライン(ウェブ)展示会とは?メリット・デメリットや開催におすすめのツールを解説
コロナ禍に伴い、リアルイベントの中止などが相次ぐ中、企業がウェブ展示会を実施するケースが増加しています。一方で、まだ馴染みの薄いウェブ展示会に対しては不安を感じる企業もあるでしょう。この記事では、ウェブ展示会の基礎知識に焦点を当て、そのメリットやデメリット、おすすめのツール・プラットフォームを紹介します。
オンライン(ウェブ)展示会とは
ウェブ展示会は、オンライン上で実施される展示会の形態です。
目的
- バーチャル空間で商品やサービスを展示し、参加者はパソコンやタブレットを通じて閲覧できる。
- 動画やセミナーの配信、資料のダウンロード、サービスの体験、予約などが可能。
開催方法
- 専用のツールやプラットフォームを利用して、さまざまな機能を備えたウェブ展示会をスムーズに開催。
- 自社で構築する方法もあるが、手間や時間がかかるため検討が必要。
おすすめの類似イベント・セミナー管理ツール
イベント開催に関する機能がオールインワン: eventos
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月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | ライブ配信 | 可能 |
ウェビナーやオンライン商談・展示会などを簡単に開催することができるイベントプラットフォーム。多くの機能を1ツールで一元管理。自社専用のイベントプラットフォームが持て、カスタマイズも自由にできます。
デザイン性の高いイベントサイトの構築ができる
eventosは、カスタマイズ性の高さで自社の特色を反映したイベントサイトをデザインすることが可能です。 ウェビナーやカンファレンス、アンケートなど、企業のニーズを実現するための機能を自由に選択して公開できるため、ブランディングに強いサービスと言えるでしょう。
簡単な操作性
イベントサイトの構築には、専用の知識が必要で、操作も難しいイメージがあります。 しかし、eventosは使いたい機能をドラッグ&ドロップするだけで、イベントの構築から公開までが可能なため、PCの操作が苦手という方でも無理なく運用することができます。 Google AnalyticsやGoogle Tag Managerのタグを挿入すれば、アクセス分析も可能です。
リード獲得に特化している
eventosでは、BIツールやMAツールと連携することで、イベントへの参加申し込み情報やアンケートの回答内容、ウェビナーの視聴時間までを分析してCSVに出力することが可能です。 1つのツールで複数の機能を一元管理できるため、管理の煩雑化も起きにくく、いつでもリアルタイムなリード分析で、ホットリードの獲得が実現できます。
類似サービス: ネクプロ
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利用料金 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最低導入期間 | 最短1営業日から |
ネクプロとは、株式会社ネクプロが運営しているウェビナー/動画配信ツールです。 ライブ・録画・オンデマンドといった多彩な配信方式でのウェビナー/動画配信の実施が可能で、単に配信を行うだけでなく、顧客管理や集客、アンケート、分析改善といったマーケティング機能も搭載されています。
ウェビナーの再利用で顧客エンゲージメントを最大化
ネクプロでは、全てのコンテンツを全ての顧客に公開するのではなく、顧客ごとにパーソナライズ化されたコンテンツ配信を実施することで、エンゲージメントの最大化を実現しています。 録画したウェビナーを視聴したいという顧客からのニーズは高いため、録画したウェビナー動画を活用することで、集客効果の向上が期待できるでしょう。
視聴ログの分析・レポートが可能
ネクプロでは、視聴ログを把握することができるため、ウェビナー参加履歴に応じたお礼メールの送信や、未参加者への開催情報送信など、効果的な情報発信が可能となります。 また、視聴時間を把握して、興味関心度合いを可視化、必要な顧客に対して営業がフォローする、といったフローの構築も可能です。
疑似ライブ(録画配信)でウェビナーを効率化
ネクプロは、疑似ライブ(録画配信)を活用したウェビナーが可能な点も特徴的です。録画をベースとしている疑似ライブは何度でも再利用できるため、ウェビナーの開催数を増やせる点もメリットです。 また、チャットはリアルタイムに受け付けて、登壇者とは別の担当者が質問に回答することで、スムーズなウェビナー進行が実現できます。
類似サービス: Eventory
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利用料金 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最低導入期間 | 即日〜 |
Eventoryとは、株式会社インディヴィジョンが運営しているイベントツールです。 世界750社から導入されている実績があり、オンラインイベントの運営に必要な機能がオールインワンされています。もちろん、オフライン(リアル)イベント、両方を同時に行うハイブリッドイベントにも最適な機能を実装しています。
あらゆるイベントに対応
Eventoryは、BtoB・BtoCどちらのイベントにも対応できるイベントツールです。 また、大規模展示会から少人数のウェビナーまで、イベントの規模に関わらず対応できます。
イベントに必要な機能をオールインワン
Eventoryには、イベント運営に必要な機能がオールインワンされています。 「イベントページ作成」「CRM機能」「協賛企業展示ブース」「有料・無料チケット発券」「参加者同士のオンライン商談」といった豊富な機能が搭載されており、全ての機能を追加費用なしで利用することができます。
営業リードが獲得できる
Eventoryは、イベントの開催だけではなく、リードジェネレーション、リードナーチャリングに活用できる機能も搭載しています。 イベント当日の管理はもちろんのこと、イベントに参加してくれた人の行動をデータとして可視化、分析することができるため、その後のアプローチに活用することができます。
オンライン(ウェブ)展示会のメリット
場所にとらわれずアプローチ可能
- インターネット環境があればどこからでも参加可能。
- 全国規模で参加者を集め、広範なリーチが可能。
会場設営や会場費が不要
- オンライン上で開催するため、会場や関連コストが不要。
- コスト削減と柔軟性があり、規模に応じた会場の用意が不要。
参加者の管理や分析がしやすい
- ウェブ展示会では参加者のデータが管理可能。
- 登録制にすれば参加者情報が収集でき、今後のマーケティングに活用可能。
オンライン(ウェブ)展示会のデメリット
有形商材の場合は手にとってもらえない
- 有形商材の展示が難しく、参加者が直接手に取れない。
- サンプル提供や動画でのアピールが必要。
リアル会場のような呼び込みが難しい
- ウェブ展示会ではリアルな呼び込みが難しく、アプローチが制約される。
- 参加者が興味を持たなければ離脱しやすい。
商品の魅力や熱意を伝えづらい
- ウェブ展示会では直接的な商品アピールが難しい。
- Zoomなどを活用して伝える努力が求められる。
オンライン(ウェブ)展示会に対応したツールやプラットフォーム
EventBASE
- 大規模から小規模まで対応。
- データ収集や分析機能が豊富。
そのまま展示会
- ソニーが提供する高品質な3DCG展示会プラットフォーム。
- 360度見渡せる仮想会場が特徴。
Cvent
- リアルやオンライン、ハイブリッドな展示会が可能。
- 多言語対応でグローバル展示会にも適している。
まとめ
ウェブ展示会はコスト削減や柔軟性があり、全国の顧客にアプローチできるメリットがありますが、アプローチの難しさや商品アピールの制約も存在します。記事ではこれらのポイントを考慮し、オンライン展示会に対応したツール・プラットフォームも紹介しました。是非参考にして、効果的なオンライン展示会を実施してください。
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