健康管理システムのおすすめ15選を徹底比較

 

従業員が活発的に働く上で、健康管理は企業として非常に重要です。

人事担当者・労務担当者がより効率的な健康管理を行うためには、健康管理システムの導入が最適と言えるでしょう。

この記事では健康管理システムの導入メリット、おすすめの健康管理システムなどを解説しますのでサービス選定の際の参考になさってください。

健康管理システムとは

健康管理システムとは、健康状態の管理・健康診断関連の情報管理・ストレスチェックなどが行える、企業内で効率的な健康経営に取り組むことができるツールです。

健康経営とは、少子高齢化による人材不足・リモートワークなど、働き方の多様化などを背景に、従業員の健康管理を経営面から戦略的に捉え、実施する経営手法のことです。

健康経営を行うことで、従業員の生産性向上・医療費削減などを期待することができ、従業員も活力溢れた仕事ができるようになるため、健康経営に取り組むことは企業と従業員相互にメリットがあります。

おすすめの類似健康管理システム

類似サービス: mediment

(4.5)

月額料金 要問い合わせ 無料お試し 要問い合わせ
初期費用 要問い合わせ 最短導入期間 要問い合わせ

medimentとは、従業員のあらゆる健康データを一元管理し、産業保健業務の効率化を支援するクラウドサービスです。 データの保管にとどまらず、就労判定や労基署への報告書作成もワンクリックで簡単に行えるため、人事労務担当者の負担になっていた煩雑な健康管理業務の工数を大幅に削減できます。

   

社内健康データの一元管理で業務効率化

medimentは、健康診断やストレスチェックの結果など、従業員の健康に関するデータをシステム上で一元管理することが可能です。 紙やエクセルでの管理では、必要な情報を探すのに時間がかかってしまいますが、medimentであれば、システム内に欲しい情報がすべてそろっているので、いつでも、どこからでも手軽に情報を見つけることができます。

健康データの活用で健康リスクを予防

管理画面は直感的に扱うことができるシンプルなデザインとなっており、健康診断やストレスチェックの結果をもとに、再検査が必要な従業員やストレス値が高い従業員を自動で判別してくれます。 高リスク者を抽出して、二次健診の受診勧奨や産業医面談の設定、相談窓口の活用につなげることで健康課題の重症化を防ぐことができます。

特殊健診対応や多言語対応など多彩な機能と安心のサポート体制

特殊健康診断結果のデータ化対応、ストレスチェックの多言語実施や産業医面談での通訳といった多様な人材が安心して使える機能も充実しています。 また、運営元のメディフォンには、保健師や看護師資格を持つ社員が在籍しており、それらの産業保健スタッフによる相談窓口など、専門性のある手厚いサポートが充実しているので、特に自社リソースに不安を抱えている担当者の方にはおすすめです。

類似サービス: Wity

(4.5)

料金 年額500円/人 無料お試し 要問い合わせ
初期費用 要問い合わせ 最短導入期間 要問い合わせ

Wity(ウィティ)とは、ユナイテッド・ヘルスコミュニケーション株式会社が運営しているストレスチェックツールです。 ワンタッチでストレスチェックができる手軽さと、その後の継続的なフォローまでがワンストップに実現できる利便性の高さから、多くの企業で導入されています。

   

ストレスチェックで充実した組織診断を実施

Wity(ウィティ)は、ストレスとの因果関係が強い、組織運営に関わる重要な要因を、厚生労働省の推奨尺度に準拠した形跡でチェックできるように独自開発されています。 組織診断が合わせて可能なWity(ウィティ)オリジナルの尺度から、厚生労働省指定の57項目に対応したものまで、導入企業の用途に合わせて選ぶことができます。

わかりやすいレポート

Wity(ウィティ)は、組織改善に活かしやすい、わかりやすいレポートでストレスチェックの結果を共有してくれるため、初めてストレスチェックツールを導入するという方にもおすすめです。 わかりやすい分布図で、部署ごとの高ストレス者の人数・割合を表示してくれるため、改善に取り組むべき箇所をすぐに把握することができます。

使いやすいシステム

Wity(ウィティ)は、わかりやすい画面で設計されており、ツールの扱いに不安がある方にとっても使いやすいシステムです。 従業員番号や誕生日などのわかりやすいIDを利用したログイン設定がワンタッチで実現でき、AIによる不正回答の検知機能も搭載されています。

類似サービス: LEBER

(4.5)

月額料金 100円〜/人 無料お試し 要問い合わせ
初期費用 要問い合わせ 最短導入期間 要問い合わせ

LEBERとは、CBC株式会社が運営サポートしている医療相談アプリです。 アプリを活用してお持ちのスマートフォンから、チャット形式で24時間365日医師に相談することができます。 一人あたり月額100円~で実際に医療機関に行かなくても手軽に相談ができるため、テレワークを取り入れている企業での健康経営促進にも貢献します。

       

手軽に問診票を作成

LEBERでは、チャットボットを活用して手軽に問診票を作成することができます。 調子の悪い箇所や症状内容などを選ぶだけという手軽さで、煩わしい操作も必要なく、短時間で問診票を作成することができるため、利用者がストレスを感じることがありません。

症状に合わせた適切なアドバイスをもらえる

LEBERは、いつでも手軽に医師へ相談することができ、最短3分で実名登録された医師からのアドバイスが得られます。 症状に応じた市販薬の推奨もしてくれるため、夜間や週末などの病院が空いていない時間帯でも自己解決することが可能となります。

日本最大級の医師ネットワーク

LEBERには、約400名の医師が登録しています。 内科や外科、産婦人科、小児科、精神科をはじめとした26診療科の医師がサポートしているため、症状に合わせたアドバイスが可能です。

これは健康管理システムの製品です。

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健康管理システムを利用するメリット

報告書作成が効率化される

人事・労務が行う健康管理の中には、定期健康診断結果報告書を労働基準監督署に提出する業務が生じますが、これには、従業員の健康データをもとに報告書を作成する必要があります。

健康管理システムを使用すれば、従業員の健康データを活用して報告書を自動作成したり、印刷をしたりすることが可能になるため、大幅な業務効率化が実現されます。

手入力で作成する場合は、確認ミスなどにより間違った報告書を作成してしまう恐れのありますが、そういった心配もありません。

健康課題が把握できる

従業員ごとの健康データの確認はもちろんですが、部署別ごとに情報を絞ってデータを集計できるため、組織としての健康課題を把握しやすくなります。

また明確化した課題によって、働きやすく環境を整備し、効果的な改善策が立案できるはずです。

離職率の低下を実現できる

健康管理システムによって、職場の健康課題が解消されれば、より働きやすい環境が形成され、人材の流出を抑えることができます。

したがって、人材の定着率が向上し、離職率の低下に繋がります。

離職率の低さは、求人における強いアピールポイントにもなります。

健康管理システムのおすすめ15選

FiNC for BUSINESS

特徴

FiNC for BUSINESSとは、株式会社 FiNC Technologiesによるクラウド型の健康支援ソフトです。

従業員の健康行動の支援ツールとしての機能はもとより、産業保健領域の業務効率化にも寄与してくれます。

クラウド型であることから、テレワーク・リモートワークにも最適で、データの一元管理によって、社員の健康状態を効率的に管理することが可能です。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:要問い合わせ

※2023年12月時点/詳細は公式サイトを確認

mediment

特徴

medimentとは、従業員のあらゆる健康データを一元管理できる、産業保健業務用のクラウドサービスです。

就労判定や労基署への報告書をワンクリックで作成できるため、人事労務担当者の負担を軽減させたい際に最適です。

医療通訳・女性産業医の紹介などといったサポートも行っています。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:要問い合わせ

※2023年12月時点/詳細は公式サイトを確認

CHeck

特徴

CHeckは、株式会社アスマークが運営しており、パワハラ防止法に完全対応しているサービスです。

ハラスメントに関するアンケート調査・体制作り・ハラスメント対策研修など、幅広いサポートを実施してくれることから、社員の意識向上に役立ちます。

パワハラ防止法対応のPDCAサイクルを回す際にも最適です。

料金

  • リサーチ:20万円〜
  • 予防対策サポート:30万円〜
  • 研修:16.5万円〜
  • ハラスメント外部相談窓口の設置支援:月額1.5万円〜
  • 無料トライアルあり

※2023年12月時点/詳細は公式サイトを確認

Wity(ウィティ)

特徴

Wity(ウィティ)とは、ユナイテッド・ヘルスコミュニケーション株式会社が運営しているストレスチェックツールです。

ワンタッチで柔軟なストレスチェックが可能であり、その後のフォローも1つのツールで継続的に行うことができます。

回答者1人あたりにかかる料金は500円と非常に安く、ストレスチェック診断を充実させたい際には最適なサービスと言えます。

料金

  • Web受検実施費用​:年額500円/名

※2023年12月時点/詳細は公式サイトを確認

ストレスチェッカー

特徴

ストレスチェッカーとは、株式会社HRデータラボが運営しているストレスチェックツールです。

官公庁や大学なども導入しており、導入団体ごとのカスタマイズ・セキュリティ対策もしっかりと行えます。

無料プランも用意されていることから、コストを抑えた導入も可能です。

料金

  • 初期費用:0円
  • 年額料金:0円〜

※2023年12月時点/詳細は公式サイトを確認

Be Health

特徴

Be Healthとは、株式会社エヌ・エイ・シーが運営している健康管理システムです。

使いやすく、柔軟性にも優れているため、初めての健康管理システムにもおすすめで、幅広い企業や大学、官公庁からも導入されている実績があります。

データの一元管理に最適で、担当者側がフォーマットを調整する必要がないのも大きなメリット。

データの取り込みもワンクリックで簡単に行えます。

料金

  • 買い切り型:初期費用 302万円/保守1年分 37.5万円
  • サブスク型:初期費用 92万円/保守1年分 120万円

※2023年12月時点/詳細は公式サイトを確認

ハピネスパートナーズ

特徴

ハピネスパートナーズは、エムスリーヘルスデザイン株式会社が運営しているクラウド健康管理システムです。

現場担当者の目線に沿った設計が魅力で、クラウド型であることから、従業員情報を一元管理できるなど、操作性の良さが魅力的です。

二次健診対象者・長時間労働者をフォローするための機能、必要な健診コースを表示してくれる機能など、便利な機能がさまざま搭載されています。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:〜250円
  • オプション:別途見積もり

※2023年12月時点/詳細は公式サイトを確認

WELL ROOM

特徴

WELL ROOMとは、WELL ROOM株式会社が運営している外国人向けの健康管理システムです。

外国籍の社員が多いという場合でも、安心して利用できるように、従業員向けの健康サポートサービスとして開発されました。

他サービスでは難しい、多言語での健康診断やメンタルヘルス相談、産業医相談などが可能です。

健康診断サポートや健康相談をアウトソーシングできるようになるため、人事労務業務を効率化し、外国人社員に対するケアが可能となります。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:5,500円〜
  • オプション:要問い合わせ

LEBER

特徴

LEBERとは、CBC株式会社が運営サポートしている医療相談アプリです。

手元のスマートフォンからチャット形式でいつでも医師に相談することができます。

低コストで利用でき、場所を選ばず健康相談ができるため、テレワークを取り入れている企業の健康経営の実現にも貢献します。

短時間で医師からのアドバイスを受けることができ、症状に応じた市販薬の推奨もしてくれるため、病院に行くことが難しい場合でも、自己解決することが可能となります。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:100円〜(税別)/人
  • オプション:要問い合わせ

Carely

特徴

Carelyとは、株式会社iCAREが運営している健康管理システムです。

紙での健康情報の管理から、システム上にデータを一元化できるため、健康管理の効率化を実現します。

わかりやすい画面で設計されており、システムを使いこなせるか不安という方でも画面左側に表示されている機能をクリックするだけで簡単に利用することができます。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:200円〜
  • オプション:要問い合わせ

newbie

特徴

newbieとは、株式会社マイクロウェーブが運営している健康管理システムです。

リモートワークにおける健康管理に有効で、社員がどれくらいストレスを感じているのかを手軽に把握することができます。

ストレスチェック機能を追加料金なしで何度でも利用することができ、コストを気にせず社員のストレスチェックを実施、健康管理に役立てることが可能です。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:200円/ユーザー
  • オプション:要問い合わせ

すこやかサポート21

特徴

すこやかサポート21とは、株式会社インテージテクノスフィアが運営している健康管理システムです。

クラウド型の健康管理システムとなっており、オフィス以外の場所でも従業員の健康状態を一元管理することができます。

データをダッシュボード上で見える化し、健康経営に活かすことが可能です。

健康データを正確に管理し、健診の受診漏れを防ぎ、二次検査対象者を手軽に抽出することができます。

従業員の長時間労働管理に役立つ機能も搭載されています。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:要問い合わせ
  • オプション:要問い合わせ

Growbase

特徴

Growbaseとは、ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社が運営している健康管理システムです。

自社従業員の健診結果を取り込み、一元管理することができます。

ストレスチェックの依頼や集計をシステム上で完結することができ、産業医との面談調整もシステム上で行うことが可能です。

職業性ストレス簡易調査票や、新職業性ストレス簡易調査票に対応しています。

未受検者に対しては、回答の催促を自動メールで促すことができます。

料金

  • 初期費用:100,000円+従業員数×300円
  • 月額料金:1,650円〜
  • オプション:要問い合わせ

WELSA

特徴

WELSAとは、インフォコム株式会社が運営している健康管理システムです。

検診結果をWELSAに一元管理し、データを分析、予測することで組織の健康経営に活用することができます。

健康診断、ストレスチェックといった健康管理業務の改善や、健康経営の推進度合いを可視化したいという方におすすめです。

健康データを一元管理し、検診結果から再検診の対象者や未受診者を自動で抽出して通知を送ることができます。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:要問い合わせ
  • オプション:要問い合わせ

勤次郎Enterprise ヘルス×ライフ

特徴

勤次郎Enterpraise ヘルス×ライフとは、勤次郎株式会社が提供している健康管理システムです。

ゲーム感覚で健康ポイントを貯めて、ポイント還元によって褒賞などを設定することができるため、モチベーション向上に役立つ福利厚生制度としてさまざまな企業から導入されている。

健康ポイントの運用アドバイスを受けることもでき、予算にあった活用ができる点も優れています。

勤次郎Enterpraise ヘルス×ライフを導入することで、従業員の総合データを分析し、ストレスチェックや生活習慣状況、勤務状況の分析結果からレポートを作成してもらうことができます。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:要問い合わせ
  • オプション:要問い合わせ

健康管理システムの選び方

十分なセキュリティ対策が取られているか

健康管理システムは、従業員の氏名や身体データ、健診結果など個人情報を取り扱う特性上、十分なセキュリティ対策が取られているかが重要となります。

具体的にチェックすべき項目としては、管理者権限で利用者が閲覧できる範囲を設定することができるか、セキュリティに関する認証を受けているかに注目すると良いでしょう。

権限設定では、産業医や保健師といった区分ごとに柔軟な権限設定ができるシステムがおすすめです。

また、PマークやISMS認証を取得しているシステムであれば、セキュリティ性の高い健康管理システムと言えるでしょう。

法改正に対応しているか

健康管理においては、労働安全衛生法や働き方改革関連法などの法律が関係してきます。

これらの法改正は頻繁に実施されており、利用する健康管理システム側での法改正へのアップデート対応が遅れてしまうと、管理にミスが発生する可能性があります。

導入前に、法改正に対してどれくらいのスピードで対応しているのかを確認しておくと良いでしょう。

健康管理システムの料金相場

健康管理システムの料金相場としては、以下の通りです。

クラウド型健康管理システムの料金相場

  • 初期費用:5万円〜60万円
  • 月額費用:200円〜500円/人

クラウド型の健康管理システムは、専用サーバの構築やソフトのインストールが必要ないため、初期費用を比較的安価に抑えることができます。

利用人数に対して月額課金が発生するものや、決められた人数まで一律の料金で利用できるものもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

導入サポートが初期費用に含まれているものや、別途オプションになるものもあります。

オンプレミス型健康管理システムの料金相場

  • 初期費用:100万円〜300万円
  • 月額費用:20万円〜30万円

オンプレミス型の健康管理システムは、クライアントごとにサーバの構築などが必要となるため、初期コストが高めになる傾向があります。

また、ランニングコストは従業員数に関係なく固定とされているシステムが多いことも特徴的です。

まとめ

今回は、おすすめの健康管理システム、導入のメリットなどについて解説しました。

健康経営が注目されるようになったことで、従業員が働きやすい環境の構築、社員一人ひとりを大切に扱う意識の向上が高まりを見せています。

効率的な健康管理を実現するために、ぜひこの記事を参考に、健康管理システムの導入を検討してみてください。

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